私はSUPEREGGの創設者であり、ニューヨーク州資格を持つセラピストのErica Choiです。過去10年以上、ファッション、ビューティー、ホスピタリティ業界のラグジュアリーブランドでアートディレクションとデジタルデザインを中心にキャリアを積んできました。健康でバランスの取れた肌を維持することは、ホリスティックで持続的な幸せに繋がると信じています。

ここ数ヶ月の私の生活は、会社員としてフルタイムで勤務していた頃とは大きく変わりました。自分の都合に合わせて働けるフレキシビリティを楽しんでいますが、唯一の欠点は、1日が終わらないことです。毎日好きなことを仕事にできているのは、とても幸せなことだと思います。Egg Canvasのクリエイティブなプロジェクトとフルタイムの仕事を両立させてきたことは、私が起業家として生きるためのトレーニングになったと思います。燃え尽き症候群にならないよう（時には避けられないこともありますが！）、1日に1度、自分のための時間を作っています。就寝前にハーブティーを淹れて、読書をしたり、スキンケアをしたりしています。

私は韓国の釜山で生まれ、2歳のときに渡米しました。ニュージャージー州の郊外で育ち、RISDに入学するまではロードアイランド州に住んでいました。その後、卒業と同時にニューヨークに移り住み、現在12年間住んでいます。私の教育やキャリアは、明確な目標があったため直線的なものでしたが、感情や精神的な健康という点では、決してそうではありませんでした。いじめや困難な人生との出会いを経て、今の私があるのは、強さと野心の賜物です。

人生は、重要なことや些細なこと、良いことや悪いことなどが穏やかに調和されたバランスが大切です。これは人生のあらゆることに当てはまり、良いバランスを保つことが、全体的な幸福感につながるのです。私は、表紙に「自分の幸せを知ろう」と書かれたノートをもっています。すべての人を喜ばせ、すべてをこなし、すべてに関わることは不可能である、ということを理解するには、時間がかかりました。自分に優しくすることで、他人にも優しくすることができる。他人に接する際には、自分がされたいように接することが大切です。

まずは全体を把握してから、細部を見つめるようにしています。一日一日、必要であれば一時間一時間、一分一秒を大切にすることです。また、野心的で努力家でありたいと思っていても、時には「ノー」と言う力を信じることも必要です。これからは、時間とエネルギーの使い方を創意工夫していく時代です。

美しさとは、快適で、幸せで、日々の決断に心を配ることです。私は日々、より良い自分になろうと努力していますが、ありのままの自分を受け入れて愛することも大切です。美しさの追求とは、内面の強さと優しさを育みながら、他者を力づけることだと考えています。内向的で共感的な私は、静かな強さと聞き上手であることが美であると信じています。

私は幼少期に不幸な出来事の連続で自信を失ってしまい、大人になってからも自信を回復するのには長い時間がかかりました。30代になり、ようやく自分の居場所を見つけ、自分自身を愛することができるようになりました。美しさとは、外見の美しさに関係なく、身のこなしやカリスマ性、優しさ、そして他人に与える印象が大切だと考えています。このような美しさ、敬意、そして健全さは、心の奥底から生まれるものです。

韓国のスキンファーストの哲学にはいつも感心させられます。日焼けによるダメージを受けた後に肌のアフターケアをしたり、年齢肌を若返らせようとするのではなく、韓国の文化では、できるだけ健康な状態を保てるように、優しく一貫した方法でケアを行います。

私の美容の習慣は、1日の始まりと終わりを意味します。自分自身と向き合うことができる大切な時間です。朝起きたらすぐに顔を洗い、スキンケアをします。時間があれば、シートマスクやアイスグローブで顔をマッサージするのも好きです。一日の終わりには、美容サロンで週に数回、マイクロカレントトリートメントをします。
1日に何杯かお茶を飲みますが、カフェインが入っている紅茶や緑茶から飲みはじめ、夕方からはハーブティーにシフトしています。キャンドルを灯すのも好きです。特にパソコンに向かう時間が長いので、週に1、2回はストレッチやヨガをするように心がけています。そして何よりも、自分の身体の声に耳を傾け、肌が何を求めているのかを見極め、できる限り栄養補給をするように心がけています。

毎日、日焼け止めを使うことです。屋内でも屋外でも、晴れの日でも雨の日でも、たっぷりと塗ること。また、夜の洗顔もとても重要です。顔を拭く際にはタオルでこするのではなく、パッティングで顔の水分を拭き取り肌に摩擦を与えないことが大切です。これらは、長い目で見て老化を防ぐことができる簡単な方法です。

ブライアン・スティーブンソンの「Just Mercy」とアンジー・トーマスの「The Hate You Give」は、この国の人種的・経済的不正について、とても勉強になりました。ジェームス・クリアの「アトミック・ハビッツ」は、毎日を1％良くするには小さな変化がいかに重要かを教えてくれました。デビッド・チャンの『Eat A Peach』は、移民の家庭で育ち、精神的な健康を維持するための旅と葛藤を描いた回想録で、とても共感できる内容です。ヒラリー・カーの「Second Life」とNPRの「How I Built This with Guy Raz」も、毎日私にインスピレーションを与え続けてくれるポッドキャストです。

日々の行動をより意識的に行うことで、消費に関してもより責任を持つことができるようになります。例えば、リサイクルを心がける、可能な限り再利用できるものを使う、必要なものや欲しいものを購入する際の選択にもっと気を配る、などが挙げられます。

起業家として、またセラピストとして、私は人々の人生に触れ、周りの人々に喜びを与えたいと考えています。私は、自分自身に挑戦し、自分の可能性を最大限に発揮し、より良い方向へ向かうことによってポジティブな効果を実感したいのです。

GOOD EGGSとは、行動や言葉を通じて心から親切であることを意味します。世界と人類の美しさを見出す力を持つGOOD EGGSは、感謝の気持ちを育み、感情を共有し、日常生活をマインドフルに過ごすことを目指しています。

私は、幸せで、好奇心旺盛で、常に学び続けていることを願っています。今日まで歩んできた道のりや、今あるものすべてに感謝したいです。そして、毎日がリセットされ、新しい1日としてスタートする機会であると信じています。